OpenCV3.0をVisualStudio2013で使うための準備
OpenCVについて
コンピュータで画像を処理するにあたって超便利なライブラリであるOpenCV
使っている人が多いので何をするにしてもサンプルWeb上に転がっていて
日本語で説明している人も多いので使いやすいです。
OpenCVとC++とVisual Studio 2013という環境
私はOpenCVとC++とVisual Studio2013を使って開発しています。
今後、この開発環境で動いているコードを紹介していきます。
環境構築
準備
- CMake (URL)
- Visual Studio 2013(URL)
- OpenCV(URL)
- Tagsが任意のバージョンになっていることを確認してダウンロード
- .dll .lib等のOpenCV関連ファイルの削除
- C:\Windows\System32\の.dllファイル
- C:\Program Files (x86)\Microsoft Visual Studio 12.0\VC\lib\amd6\の.libファイル
- C:\Program Files (x86)\Microsoft Visual Studio 12.0\VC\include\のopenCVフォルダ
- C:\Windows\System32\OpenCL.DLLは消さないこと
- C:\やドキュメント直下等、あまり変更しないような場所にライブラリを管理するためのフォルダを作成しダウンロードしたOpenCVのファイルを解凍
- (ex)C:\ProgramingLibrary
構築
- CMakeを起動
- ビルドしたいフォルダと出力先を指定
- ランタイムライブラリの設定をMTにする(CMakeLists(OpenCVビルド用))
- Visual Studioのバージョンを指定してconfig
- (任意の場所)/opencv-3.1.0/build直下のOpenCV.slnを起動
- 構成別(Release, Build)にALL_BUILDとINSTALLを実行
- パスを通す